【NightS】 ヨネダコウ

NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)

NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)

「どうしても触れたくない」のヨネダコウ最新作。
と、帯に印刷されてました。この方、意外とコミックス出てないんですね。今のところ3冊かな?だとしたら全部買ったことになります。
それはおいといて、この本の感想。

絵がちょっと変わったかな?というのが最初の印象。なんとなくキャラクターの顔が間延びしちゃったような。でも、中身を呼んでいるうちにあまり気にならなくなりました。
中身はわりとかわいいというか後味の悪くない話ばかり。暗めの漫画を描く方と印象があったので、新鮮な驚きでした。
6本のうち、一番好きなのは、やっぱりタイトルの「NightS」かな。ネタバレしちゃうから細かくは書きませんが、運び屋×ヤクザという腐女子ホイホイな組み合わせにニヤニヤしました。10歳上のヤクザが色っぽいんですよね。眼鏡をかけた顔がさらに好みでした。
裏社会が出てくる設定ではありますが、血なまぐさくもないしお話そのものはあっさりしてます。むしろ、もうちょっとアンダーグラウンドなエピソードがあってもいいかなと思う。

あと、ヨネダコウさんて、物憂げな顔とか、切なそうな表情とか、内面を押し殺した顔はものすごく魅力的なのに、声を上げて笑っているような顔は苦手なのかな。関君が大笑いしている顔が、笑っているように見えなかった。ツナギを脱がされているときの顔は大変色っぽいです。
ヤクザと運び屋の話、続編書かないのかな。書いて下さったらとっても嬉しい。